H+E Logistic

トンネル用コンベア駆動装置の駆動ソリューション

ロンドンの中心部では、高速鉄道「ロンドン・クロスレール」のために何キロメートルにも及ぶトンネルが新たに掘削されています。粘土質の土を運び出す仕事は、ベルトコンベヤとその駆動技術に対して特殊な要求を突きつけます。

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H+E LOGISTIC

お客様

お客様の概況

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ボッフムに拠点を置くH+E Logistik GmbHは、トンネル用コンベヤ設備やトンネル掘進機用のバックアップコンベヤ、および鉱業・建設業・港湾業界用の搬送システムを生産しています。同社のサービス範囲には、特に、現場特有の立地条件と用途に応じた要件を考慮したうえで顧客毎にカスタマイズされたソリューションを開発し適合させることが含まれています。H+E社は、世界でもトップレベルのトンネル掘進機用メーカーであるHerrenknecht AGの子会社です。

プロジェクトの概況
英国の首都中心部の地下では、特別に建設現場の土壌に適合させたコンベア装置のブロックハウジングに収められた信頼性の高いギヤモータの働きで、「ロンドン・クロスレール」路線のためのトンネル工事が順調に進んでいます。この高速鉄道工事は、現在ではヨーロッパで最も大規模なインフラプロジェクトです。この工事では、

  • 新しく東西を結ぶ118 kmの路線が建設され
  • 総工費は170億ユーロを上回ります。


プロジェクト

プロジェクトの要件

プロジェクトの要件
近い将来、ロンドンの公共交通網には、総延長100 kmを超える新規の東西高速鉄道「ロンドン・クロスレール」が加わります。この建設プロジェクトを実現するには、首都の中心部に何キロメートルものトンネルを掘らなければなりません。ドイツのH+E Logistik社は、トンネル掘進機から掘削土を運び出すために特殊なトンネル用コンベヤ設備を作り、NORD DRIVESYSTEMSのギヤモータを装備しました。

困難の大きな物資輸送。 - 典型的な「ロンドン粘土」は掘削そのものには大して抵抗を示しませんが、粘着性があるため、搬出にはかなりの困難が伴います。.取り扱いを容易にするため、掘削土には掘進機のところですぐに界面活性剤が添加されます。もしも、標準的なコンベヤを用いていたら、ロンドン特有の粘土に添加物の入った混合物は、コンベヤに粘着して離れなくなる部分もあるでしょう。そこで、H+E Logistik社は、特別なプラスチック被覆を用い、さらには特殊なワイパー装置も開発して、輸送物の固着という問題が生じないようにしました。

先ずは信頼性、次には柔軟性。
そのうえ、運転時の故障を減らすためには、耐久性が高くメンテナンスの必要が少ないコンベア駆動技術が求められました。さらには、プロジェクトの終了後に別の現場でシステムの再利用を容易にするために、できるだけ柔軟な設計が望まれました。H+E社が採用したのは、NORD DRIVESYSTEMSのソリューションでした。なぜなら、H+E社とNORD DRIVESYSTEMSは、すでに10年間にもわたって定期的に協働関係にあり、NORD社のギヤモータは数多くの共同プロジェクトで真価を発揮していたからです。



ソリューション

アプリケーションソリューション

ロンドンのトンネル用コンベヤでは、両面平滑化アウトプットシャフトを備えたベベルギヤモータが使用されています。トルクは伸縮継手を介してベルトコンベアに伝達されます。このような設計によれば、まずバリエーションの多様性を限定することができます。次には、コンベヤシステムを他の現場で再使用する場合を考えると、両面シャフトがあれば後日基本的には相当柔軟に新しい現場条件への適合が可能なのです。

シームレスな構造。
通常、NORD社は、水平コンベヤシステムと垂直コンベヤシステムのためのギヤユニットを、横力とトルク負荷に対する耐性が特に高い一体型のハウジング構造で仕上げています。このことは特に、搬送ラインの傾斜が非常に大きく搬送物が非常に大量である場合には最大242,000 Nmを必要とする、きわめて強力な産業用ギヤユニットに当てはまります。また、シャフトの中心線をずらした設計によって非常にコンパクトな構造が可能になり、比較的大きな軸受も使用できるので、軸受けの長寿命が保証されます。

速やかに供給可能。
NORD社は、コンベヤ用途のほとんどのギヤユニットとギヤモータタイプを全世界で素早く供給できます。このことは、「ロンドン・クロスレール」のような息の長いプロジェクトについても、明らかに有利点として働いています: 事前に計画不能な追加の手動掘進作業のために、8週間以内に適切な短いベルトコンベアを準備してほしいという依頼をH+E社が受けた際に、NORD社は、そのために必要な駆動技術を注文の5日後にはもう納入していました。

事例分析のダウンロード

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